第4ターム「マラリア」総括

概要

 第4タームではマラリアについて学習した。マラリアは現在なお、世界で2億2900万人が感染者、40万9000人の死者(2019)を出している世界三大感染症の一つである。死者のうち多くは5歳以下の子供たちで、特にアフリカで大きな問題となっており、熱帯医学を学ぶ者にとっては切っても切れない疾患である。本タームでは、基礎研究・臨床・行政の三本柱でマラリアについて学びを深めた。

勉強会の到達目標

  1. 臨床・研究・行政の3つの分野からマラリア対策を考察して、感染症対策には多様なアプローチがあることを知ってもらう。ラボからフィールド、そしてグローバルな視点と、感染症対策を様々な空間的軸から考察する。
  2. 長いあいだ我々人類を悩ませてきたこの疾患をその歴史と共に振り返り、過去から教訓を得て、未来の対策を考えるうえでの足掛かりとする。

ご講演者様一覧

研究分野講演者 崎大学熱帯医学研究所原虫学分野教授/日本熱帯医学会理事長 金子修博士 

臨床分野演者 大阪市立大学大学院医学研究科寄生虫学分野教授/感染症科学研究センター長 カロリンスカ研究所教授 金子明博士

行政分野講演者 国立国際医療研究センター研究所熱帯医学・マラリア研究部長/日本熱帯医学会前理事長 狩野繫之先生

勉強会日程一覧

2021/3/10 20:00~21:30 研究分野 学生勉強会 
2021/3/17 19:00~20:30 研究分野 金子修博士講演会 (Week1&2活動報告はこちらから)

2021/3/25  20:00~21:30 臨床分野 学生勉強会
2021/4/1 19:00~20:30 臨床分野 金子修博士講演会 (Week3&4活動報告はこちらから)

2021/4/18 20:00~21:00 行政分野 学生勉強会
2021/4/25 20:00~21:30 行政分野 狩野繫之博士講演会 (Week5&6活動報告はこちらから

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