住血吸虫症活動報告(week1)

活動報告

week1では、日本熱帯医学会学生部会を設立して、その初回の勉強会ということで、まずは学生部会 の目的や勉強会の趣旨を説明した。そして、1タームの住血吸虫症について、合計6回にわたる勉強 会・講演会の流れをプレゼンした。本勉強会では、week1のテーマである住血吸虫症の臨床的な特徴 や、日本における日本住血吸虫症の歴史や住血吸虫症の背景を学び、week2の千種雄一先生のご講演 に際して、より興味や関心が持てることを目標とした。 本勉強会は1タームの初回の勉強会であり、まず、合計6回にわたる勉強会と講演会のテーマについて の一通りの流れを示した。住血吸虫症の抱える課題や現状を、臨床・基礎・行政という3つの小テー マに分け、熱帯地域で蔓延する住血吸虫症について、その生活環を中心とした多角的な理解を目的と することを全体に共有した。そして、住血吸虫の体内動態をもとに、出現する多彩な臨床症状を、感 染の急性期から慢性期へと時系列的に表した。week2では実際にフィリピンで日本住血吸虫症の診療 を経験された千種雄一先生に講演していただくため、日本住血吸虫症の臨床的な内容について理解し てもらうことを目標とした。また、日本における日本住血吸虫症の歴史について示し、eliminationと eradicationとの違いを考える機会にしていただくことを狙いとした。 第一回目の勉強会として、まずは学生部会の目的や勉強会の趣旨を明白にすることができた。また、 勉強会としても、住血吸虫症について今後の勉強会と講演会へのよい導入部分となったと考えられ る。

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