第5ターム「肝炎」総括

概要

 第5タームでは肝炎ウイルスをテーマに取り上げた。2020年にC型肝炎ウイルスの発見がノーベル賞を受賞し、その発見や治療が脚光を浴びた。肝炎ウイルスは熱帯地域においても喫緊の課題となっているが、B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスは未だに日本でも蔓延しており、その予防・治療は国内でも課題となっている。また、日本では薬害肝炎が発症していることから、行政上も大きな問題となっている。本勉強会では、「基礎研究」「臨床」「行政」の3つの観点から、肝炎ウイルスに関する理解を深めた。本勉強会を通して、熱帯医学のみならず、現在の日本の医療問題まで理解することを目指した。

勉強会の到達目標

 ウイルス学に関する基礎研究や治療法の開発、肝炎の臨床病態や肝炎ウイルスの蔓延状況及び予防法、国内外の公衆衛生的問題に関しての理解を深める。また、基礎研究、診療、行政の各分野の第一線で活躍しておられる先生方にご講演いただき、実際のフィールドにおける課題を学び,その知識を将来的に役立てられるようにする。

ご講演者様一覧

基礎研究分野講演者 大阪大学感染症総合研究拠点拠点長/大阪大学微生物研究所特任教授 松浦善治先生

臨床分野講演者 金沢大学先進予防医学研究センター准教授/金沢大学附属病院消化器内科/金沢大学WHO慢性肝炎肝癌協力センター 山下竜也先生

行政分野講演者 一般社団法人新時代戦略研究所(INES)理事長 梅田一郎先生

勉強会日程一覧

2021/5/14 20:00~21:30 研究分野 学生勉強会 
2021/5/20 19:00~20:30 研究分野 松浦義治先生講演会 (Week1&2活動報告はこちらから)

2021/5/26  20:00~21:30 臨床分野 学生勉強会
2021/6/1 19:00~20:30 臨床分野 山下竜也先生講演会 (Week3&4活動報告はこちらから)

2021/6/17 20:00~21:00 行政分野 学生勉強会
2021/6/30 20:00~21:30 行政分野 梅田一郎先生講演会 (Week5&6活動報告はこちらから

関連報告

TOP
TOP